2012年12月1日土曜日

イスカランディアⅣ・朝焼








イスカランディア最終話になります。
パスワードを入力してお進み下さいませ!

http://evalia.blog68.fc2.com/blog-entry-28.html

特に裏要素はございませんが、これまで裏で連載して来たので
最後まで限定公開とさせて頂く事に致しました。

うっかり最終話だけ表で読んでしまう方とかも出てきそうだったのでそれは
避けたいなと。(笑)





【Iskalandiaの世界】




















こういった、焼ける様な熱い砂漠の世界。



の、奴隷商人富豪の邸宅でのお話。



こーんな世界で想像して頂ければ幸いです。

カンドーラと言うのはアラビア衣装で、シウォンさんが死ぬ程似合うという…

ヒョクチェさんは勿論ヴェールの様な薄い生地の、身体に纏い付く様な服とか。

シャツ一枚とか。




イスカランディアは、悲しい愛の物語でした。
暴力と依存と、憎しみと愛情。

SMプレイ書きたかっただけなのに、なんだか精神を摩耗する大変なお話に
なってしまいました…

何より言いたいのは、あのボリュームの面倒くさいお話を読んで下さった皆様
本当に、本当に有り難うございます。
投げ出すレベルですよね、無駄に長いし、内容重いし。
申し訳ないなぁと思いながら、書きたい事ばっかり書いてしまって…

温かい感想に、涙腺緩みっぱなしでした。

シウォンとヒョクチェの関係性って、牽制し合ってなんぼだと思っていて。
ジェントルで居て、かなり野性的な裏のありそうなシウォンさんと
元気を装いながらも誰よりも繊細で弱い(けど強い)ヒョクチェ。
この二人は凄く心理的駆け引きをするイメージなんです。

読んで読まれて、でも辛抱出来なくなって本当的に絡み合って

でも軌道修正に走って。

の繰り返し。

そして…いつの間にか、一番ぶつかり合って、一番溶け合って居る。

それを、SMというメロディーに乗せてお送り致しました…汗

分かり辛いですね。てへぺろ!

まあしかし、読んで感じたまま、受け取って頂けた感想が、一番真実だと思います。
説明なんか野暮でございますね。




【以下ネタバレ】
読んだ後に戻って来て頂けると助かります!汗















というか、本当はウニョクさんが死ぬ予定だったんです。
殺さなくて良かった!!

皆さんに私が殺される所でした、ふう(汗拭


ちゃんと腕の中で、もう一度優しく抱かれて、シウォンの代わりに死んで行く。
そんな終わりもあったのでした。


というか、割とその終わりの方が濃厚でした。
道は今でも二つに分かれていると思って頂けると幸いです。
そっちの終わりを迎えたイスカランディアもあるのです。恐らく。←


ドンへが入ってくるタイミングで、これは別れていたんですね…。
このエンディングがオリジナルなので、私は最初思いついた時、もう泣きました。
考えに考えて、泣きました…。


シウォンが全てを与えてくれたから、ウニョクも全てを与えるんです。
自分の命をもって、永遠の愛を証明する。
自分を愛しているなら、自分の呪縛から離れて生き抜けと。
お前の罪は自分が持って行くよって、数十年後に追いかけて来いと。

最後まで擦れ違ってしまう魂ですが
ウニョクの愛の深さを知って、全てを償う為に、全てを失った所から
ゼロになってシウォンは生きる。


でもやっぱり、私のイスカランディアは悲しい場所であってはいけないと思い直して…
もう一つの終わりを考えました。
それがこの最終話です。

これから、これまでの出来事を担いで生きて行く彼らの人生は大変なものだと
思うのです。
それでもお互いが居るから幸せだと、微笑む事が出来る様に。

ドンへがまた、彼らの心を照らせる存在である様に。


3人のその後の生活を、余裕のある時にスピンオフで書きたいなーと思います。
優しい時間の流れる場所に辿り着けたお話を!!

必ず辿り着けると信じて、このエンディングにしたので、折角だし。

また、楽しみにしていて下さいね。

SMストーリーはあと一つ展開予定ですし、こちらはリアル設定で
ウンシへぐちゃぐちゃ!!っていう。
もう、趣味丸出しのもっとえげつないやつにしようと思っています。

楽しみだなあ、へへへ。

ではでは。

UPしたい記事が山積みなので、今回はコレにて。

是非色々な感想お待ちしております!
読んで頂いて本当に有り難うございました。

上手く表現出来なくて悶々と致しましたが、また精進して行きたいと思います。

有り難うございました。




Katie
2012.12.01









5 件のコメント:

  1. 濃厚だなぁ・・・
    痛いくらいの日差しと乾いた風
    まばゆい光の中で織り成されるモザイク・・・
    シウォンにぴったりの世界ですね。

    上手く・・・言葉を繋げませんが

    スピンオフ
    ・・・いつか拝見できる日が来ることを楽しみにしてます。

    返信削除
    返信
    1. >ぶひひ様

      濃厚な香りを、もし感じ取って頂けていたとしたら
      それは私への最高のご褒美です!!
      有り難うございます><

      シウォンとアラブの世界、本当に似合いますよね…

      私もうまく、イスカに関してはほんとうにうまく説明出来ないのですが
      スピンオフでまた表現出来ればなと思っています。

      きっと、近々。

      ぬるく待っていてくださいませっ!!

      削除
  2. Katieさん...
    私に新しい世界を見せて下さってありがとう(TT)
    私が今まで避けて通ってきた道・SMで、こんなに感動するなんて!
    確かに「迷わず行けよ 行けば分かるさ」って何処かのノッポも言っておりました。
    シウォンとヒョクの深い愛、Katieさんの見事な文才に魅了されて
    ちょっと鳥肌立ちました。。

    スピンオフ、3人の幸せな未来に期待しつつ待ってます。

    返信削除
    返信
    1. >アイ様

      わあん、勿体ないお言葉でございますTT
      しかも、そんないばらの道を通って下さったとは…なんという…

      と、感動したのですが何処かのノッポで盛大に吹き出しました。
      有り難うございます。笑

      うちのブログにお越し頂いている皆さんは、本当に面白い方ばかりで
      もうコメントを見るのが最大の楽しみです!
      なので、重ね重ね有り難うございます。

      また頑張って面白いと思ってもらえる物書くぞって思えました!且つ自分で萌えるもの。笑

      スピンオフ楽しみにしてて下さいね!
      熱く、爽やかな風が吹き抜けるような。
      そんなお話にしたいと思っています。

      削除
  3. パスワードありがとうございました。
    イスカランディア、とても繊細で読むのに大分神経使いました。
    私、言葉にするのが苦手で、なんて言ったらいいのかわからないですが、2人の愛が深すぎて泣いてしまいました。
    読み終えた後は放心状態で…

    実は2回読ませて頂き、今コメントしているのですが、いつもなら直ぐに読み返すのに、このお話は最初読み終えてから次読み返し始めるまでに4日かかりました。
    それぐらい覚悟?と言ったら変ですけど、心構え(SMだからとかではなく)が必要で^^;
    こんな事初めてで、物凄い作品に出逢ってしまったとビックリしてますww

    過去最高に心揺さぶられたお話です♡

    またもやkatieさんの世界にどっぷり引き込まれてしまい、改めて凄いなと感じました!
    大好きです♡

    返信削除

Translate